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熊本駅西口駅前広場設計競技 − 環境をつくる建築

九州新幹線の開業に向け、熊本駅西口駅前広場を再整備するための実施コンペ。

駅前広場の全体を覆う、やわらかく浮遊する大きな屋根を提案した。駅前広場のプログラムにあわせて、局所的に屋根をかけるのではなく、もう少し大きな視点で環境をつくりだすことが考えられている。

駅舎と同じ高さ(20m)に浮かぶ屋根にはいくつもの開口部があけられている。開口部は、広場を行きかう人々の流れを映し出すように疎密が調整されつつも、雲のような自由さがある。

屋根とたくさんの木々によって、雨や風、強い日差しは、柔らかく心地よいものになり、安定していながらも開放感のある環境が広がる。単なる利便施設としての駅前広場にとどまらない、木々や人々の活動が自由に展開する、さまざまな機能の広がりを実現できると考えている。

完全な外でもなく建築の内部でもない、人工的でもあり自然でもある新しい環境を建築によって作り出すことを考えている。

計画地: 熊本県熊本市 / 広場面積: 5,700m2 / 屋根面積: 5,246m2 / 設計期間: 2008年1月〜3月